- はじめたきっかけについて
第一子で男の子(女の子はまた社会的な発達の成長が違うと個人的に感じてた)また妹を妊娠中,切迫早産で自由に息子を遊びに連れていけるような状況でもなく,引っ越してきたばかりで同年代との関りは幼稚園でしかなく,また震災後で地域との繋がりもほぼない中,健全に発達を促したい気持ちで。年長さんの時に幼稚園からボーイスカウトの体験集会のチラシを持ち帰ってきたので,体験集会に申し込み後,入団を決めました。それまでは,習い事など全く経験もなく,何に興味があるのかさえくみ取れない様子でしたので,自然体験やサバイバルの基本など様々な体験活動ができることを知り,入団しました。
- 子供が出来るようになった/変わったことについて
個人的勝手なイメージとして,自衛隊の活動が盛んな茨城なのでボーイスカウトの活動もそれに通じて厳しい環境を期待していましたが,正反対の環境に正直驚きました。夫婦で話し合い,息子には厳しい環境に慣れて欲しい気持ちが強かったので活動を継続中しばらくの間悩みましたが,発達に若干の滞りがある息子にとって,指示を待つのではなく,自分で考え,伸び伸びと活動させてくれるボーイスカウトは息子の成長を大きく促してくれました。子育てをしながら教えることの大切さはもちろん大事ですが,信じて待つ。大切さは母親の私にとってはとても難しいことで,そこで第三者が居てくれる環境は息子にとってとても大きな存在だったと思います。また,ボーイスカウトの中でも隊が分かれており,学年や年齢の幅もある中で活動をすることによって年長者としての自覚や責任感も芽生えました。
- 子供が楽しそうだったか
普段家庭でできないような,キャンプやアウトドアならではの料理やサバイバル術。机に向かって学ぶ時間ももちろんありますし,大事ですが,実際に連泊のキャンプなどを体験して帰ってきた時の息子の顔は,イキイキとしていて一回りも二回りもたくましい顔つきになっていました。
- 親としてうれしかった/気になったことについて
活動中は完全にお任せしているので,なににしてもついつい口出ししたくなってしまう親は子供に一点集中せずに,離れている時間も大切にできます。子どもも親が見ていない環境で,伸び伸びと活動ができ,様々な世界を楽しめます。スカウトが少ないと,必然的に保護者の負担は増えてきます。育成会としての動きや,団の役員に選出された場合は,会議などへの出席や,お手伝いなど週末忙しく活動することは増えます。楽しく活動することで,子どもが楽しく活動することに繋がります。
- このスクールの雰囲気について
基本的には,指導者も元々経験者やスカウトの保護者が多い。奉仕の精神が根強いので,保護者にも求められてしまう。シングルや共働きの家庭が多い昨今,これまでと同じやり方では難しいと感じます。
- 施設・設備について
施設は,予約をして取るので本拠地がないので,予約が取れてない時や,急遽部屋が必要になったときなどの対応が大変。ホームがあるといい。
- 改善を希望する点
指導者同士の疎通。組織内の情報の共有をうまくしてほしい。また,指導者は常に子どもたちの模範であるべき。時間を守るのは,人として当たり前のこと。ボランティアだとしても,指導者としての自覚と責任を持つべき。子どもたちは見ています。
- 通っている/いた期間: 2015年8月から
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