子どもは年齢が上がるにつれ、できることがどんどん増えていきますよね。その変化に伴って、子ども自身が色々なことに興味を持ち始めたり、親がこんなことをやらせてみたいと感じるようになったり、習い事を選ぶ基準も変わっていきます。
そろそろ学習系の習い事をさせてみたい、と考えているファミリーにおすすめなのが「ベネッセ文章表現教室」。しかし、名前だけでは一体何をするところなの?と疑問に思う人も多いはず。
そこで今回は、この教室を運営するベネッセグループの(株)東京個別指導学院に取材をし、「ベネッセ文章表現教室」がどんなところなのかを詳しくお聞きしてきました!体験レッスンの口コミや費用もチェック!
ベネッセ文章表現教室、ざっくりいうとどんなところ?
「ベネッセ文章表現教室は、ただ作文を上手に書けるようになる、といった教室ではありません。」ベネッセ文章表現教室の田中先生はそう語ります。
なんでも、文章を書くことを通じて、社会に出てからも生きる思考力や人に伝える力、人前でプレゼンテーションする能力を身につけることができるのだとか。
たしかに、どの能力もこれからの社会で生きるにおいて必要となる能力ですよね。実際に、教室の様子を見て「うちの新入社員にやらせたい!」と言っていたパパもいたほどだそうです。
どんな子が学んでいるの?
サッカー教室に通っている子は運動神経が良く、ピアノ教室に通っている子は音楽や歌が得意などのように、なんとなく習い事の選び方として、子どもの好きなことや得意なことを基準に選んでいることは多いはず。
しかし、このベネッセ文章表現教室では、もともと文章を書いたり、人に物事を伝えたり、ということが苦手な子どもが多いのだそうです。
将来に活きる力を身につけさせてあげたい、という教育に関して興味関心の高いパパママが子どもに勧めて入会する、というパターンも多いそうですよ。
ベネッセ文章表現教室の学習内容は、中学受験にも役立つ!?
ベネッセ文章表現教室は、中学受験対策の学習塾ではないため、実際にここで勉強したことが受験に出る、ということはありません。しかし、ベネッセ文章表現教室の田中先生はこう語ります。
「ベネッセ文章表現教室で身につける『考える力』は、国語はもちろん、あらゆる教科の力を伸ばす土台になります。
たとえば、算数の文章題が苦手というお子さまはたくさんいらっしゃいますが、文章題を解くために必要なのは、計算力よりも、問題文を読んで『何について聞かれているのか』をきちんと考えることです。『何について聞かれているのか』がわかれば、何を使って解くのかがわかりやすくなります。」
つまり、中学受験に必要となる思考力の基礎をここで身につけることができるというもの。
中学受験目的で入会する、というのではなく、結果的に受験にも役立つ、ということなのですね!
実際の教室の流れは?
さて、ここまで聞くと気になってくるのは、ベネッセ文章表現教室でどんなことが行われているのか?というところですよね。
今回は、実際に教室の一日の流れもお聞きしてきましたよ!
まずはゲームで緊張をほぐそう!
挨拶をしたら授業がスタート!
文章を書く、と聞くとやはり“お勉強”というイメージが強いものですよね。しかしベネッセ文章表現教室ではまずみんなでゲームをして楽しみながら授業に入ります。
多くは文章に関する教室ならではの、頭の体操系のゲームが多いそう。しかしそこは臨機応変に!体を動かすゲームをすることもあるそうですよ!
毎回違ったテーマで進む授業
ゲームで子どもたちの緊張が解けたところで、今回のテーマが先生から発表されます。なんとベネッセ文章表現教室では、毎回違ったテーマを与えられて文章を書くのだとか。
テーマは学年に合わせて難易度が変わり、例えば「人に道を教える時どう伝えればいい?」というテーマが、学年が上がると「じゃあ、ベビーカーを押したママに道を教えるには?」「急いでいるビジネスマンに道を教えるには?」など、レベルアップした内容になるのだとか。
たしかに、どんな人に伝えるのか?というのは実はとても重要な要素。多方面から物事を考える思考力が育ちます。
テーマについて考える時は協力し合う!
メモを取ったり、友達同士でテーマを確認しあったり、話し合ったりすることで、内容を深めたり逆に絞り込んでいったり、という作業を行います。
友達と意見交換を行うことによって、自分の中になかった発想に気づき、取り入れることができるなど、インプットの時間にもなりますね。
文章を書くには集中力が大事!
さて、みんなでテーマに対する意見交換をしたら、早速文章を書き始めます。
毎回違うテーマで文章を書くとあって、次の授業までテーマを持ち越すことはできません。つまり、子どもたちは制限時間の中で文章を完成しなければならないのです。
決められた時間で、書き終えるという作業から、物事に対する集中力を身につけることもできます。
プレゼンテーションの土台となる発表する力がレベルアップ
文章を書き終えることができたら、みんなの前で一人ずつ発表していきます。
この「人前で発表する」ということは大人でも苦手な人が多いはず。社会においてプレゼンテーション能力というものが不可欠になっていく中、自分自身が苦手なプレゼンテーションを子どもの頃から学ばせたいと考えているパパママもいるのだそう。
子どもの頃に、場慣れすることで、多くの人が苦手としているプレゼンテーション能力で一歩先へ行くことができそうですね。
正解はない!のびのびと考える力を伸ばせる環境
ベネッセ文章表現教室では、子どもたちが書いた文章に正解不正解をつけません。
なぜならば、発言が否定されると、子どもたちは発言したり伝えたりすることが億劫になってしまうからです。パパママが子どもの文章を読むと、誤字脱字や内容など、マイナスな方に目がいってしまうのはよくあること。でも、そのような状態では考える力を伸ばすことはできませんよね。
ベネッセ文章表現教室では絶対に否定されないという雰囲気をつくり、のびのびと自分の発想を伝えられるようにしているのだそう。そうすることで、子どもの考える力がどんどん加速していきます。
先生たちは、日々、子どもたちの文章や発表のいいところを見つけて褒めるということを心がけているそうですよ。
学び続けることで子どもたちに起こる変化は?
文章を書く力や構成能力が高まるのはもちろん、パパママはそれ以外の部分での変化を実感することも多いのだそう。
パパママの中には、
「教室で学び始めて、まず、自分の意見や気持ちをしっかりと言えるようになったこと。それが自信になったのでしょうか、自分なりに1日のスケジュールを考えて行動ができるようになり、目を見張るような成長ぶりに驚いています。」
「子どもが大の苦手だった作文が、宿題をだされてもすらすら1時間でできるようになった。」
「教室のアクティビティーの経験で、人前で自分の意思を堂々と発表出来るようになったと思います。」
と、文章を書く力以外の部分の変化を挙げる人が多数!
自分の気持ちを相手に伝えることに対して大きな変化を感じたり、積極性や自信を持って行動できるようになったりと、人間的にも成長できていることがうかがえます。
ベネッセ文章表現教室に必要な月謝や料金は?
ベネッセ文章表現教室は学年別でコースを設定しています。入会費、月会費は以下のとおりです。
・入会費:11,000円
※休会・退会後の再入会時には不要です。
※すでにサイエンス教室に入会している場合は不要です。
・月会費:11,000円
※学年にかかわらず定額となります。
・教材
・自宅学習用ワークシート
ただの「文章の習い事」じゃない!多方面で伸びる基礎を身につける
「ベネッセ文章表現教室」と聞くと、それって、作文を書くときにしか役に立たないんじゃない?なんて印象をもってしまうパパママも多いかもしれません。
しかし、ベネッセ文章表現教室は、カリキュラムの中で、考える力、コミュニケーション能力、相手に伝える能力、プレゼンテーション能力など、生涯を通して必要となる能力を伸ばしてくれる秘密がいっぱい!実はどれも必要な能力なのに、なかなかそれを練習する機会って少ないんですよね。
ベネッセ文章表現教室は、パパママが思っている以上に子どもを成長させてくれる場所。気になったら、一度体験してみてはいかがでしょう。