習い事の中でも人気の高い、楽器を使った習い事。
人気の楽器の習い事といえば、ピアノやバイオリンなどがありますが、フルートも実は人気なんです！
今回は、フルートを習う良さについて、詳しく解説していきます。
フルートの良さってなに？
フルートを習い事にするメリットや魅力は、何があるのでしょうか。
項目ごとに解説していきます。
1.脳を活性化する
指を使って楽器を演奏をすることは、脳を鍛えることに適しています。
フルートを演奏するときには指を使いますよね。指を使うことで脳が活性化し脳の健康を保つことができます。
なかでも、使う指をコントロールする運動野の神経細胞シナプスが増えるため、運動野が広がります。
同じように、指からの体感覚野も発達していくようです。
また、楽譜を読んだり暗記するということは、賢い脳を作ることにも繋がります。
2.ソロパートが多い
フルートは様々な曲でソロを任されることが多い楽器の一つです。
演奏中もメロディが多いため、目立つことができます。
弦楽器でいうところのバイオリンに近いかも知れません。
3.表現力が身につく
何と言ってもフルートの最大の魅力は、「吹く人によって全く異なる音が出る」ということです。
フルートには直接音を発生させるものがないため、演奏する人の演奏法、唇の形、息の吹き込み方によって音色が大きく変化するのです。
また、フルートは構えの優雅さ可憐さから女性に特に人気があり、「楽器の女王」と表現されることもあります。
何歳から始められる？
小学生くらいが目安
ヴァイオリンやピアノなどの楽器は、幼少期から習わせるのが良いといわれています。
ところが楽器によっては、幼少期からレッスンを始めるのが難しいものがあり、フルートもその楽器のひとつです。
木管楽器であるフルートは、唇からでる空気の束によって気流を作って、音を出します。
さらに、管に空いた穴を指で押さえることによって、音を奏でます。
そのため、子供の手のサイズに合わせて管を短くして、楽器そのもののサイズを小さくしてしまうと、空気の流れ具合に変化が出てしまい音程が変わってしまいます。
木管楽器であるフルートには、ヴァイオリンのように子供用サイズというものが殆ど存在しません。
また、フルートは、息を吐く量を調整しながら演奏する木管楽器のため、演奏に耐えられるだけでの肺活量が必要になります。
肺活量がしっかり備わる程度まで成長していないと演奏が難しいと言われています。
よって、子供が成長し体力がついてくる小学生くらいから始めるのが、適正な時期と言えるでしょう。
レッスンの手順
初めのうちは、呼吸の仕方・吹き方・姿勢について学んでいきます。
基本ができてきたら、徐々に音域を広げ、発表会やアンサンブルコンサートに向けて練習を重ねていきます。
コンクールに挑戦することもできます。
レッスンでは、しっかり挨拶をすることや、レッスン時間に集中するということも大事なことも教えてもらえます。
小さいうちは、身体を使ったリズム遊びや、ワークを使って読譜能力を身につけるような内容も盛り込まれることが多いようです。
フルートを学んで表現力がある子になろう！
いかがでしたでしょうか。
フルートは吹く人によって表現や音が変わる点、ソロでの演奏機会も多いなど、魅力あふれる楽器です。
フルートを習い事に取り入れて、豊かな表現力を育みましょう。
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